りかるどの憂鬱

ただの雑記的メモ

奇妙な道

それは真っ直ぐに延びているように見えるが
幾重にも連なる陸を越えていた
歩いても×2最果ての場所には着けず
私は疲れ果てただ呆然と立ち尽くしていた
遥か後方には私と同じ真黒な衣装を纏いし殉教者達が歩く
死人と見紛うかのような人々
口々に何か呪文を唱えながら...
我に死を与えよ
この激しく燃ゆる復讐の激情を
穏やかに流るる清水のごとく
清らかで弛まぬ世界へと誘いたまえ