りかるどの憂鬱

ただの雑記的メモ

なつかしい作家の名前

暇つぶしに某サイトでだらだらと記事を読んでいた
もう何年前なんだろうまだ書店で働いている時に
同じ担当の男の子と意見がぶつかったときがある
 
その原因となったのがこの本

症例A (角川文庫)

症例A (角川文庫)


立地と過去の売れ行きからも
この本は、うちの店では売れない!と主張する男の子
でも、私はなぜかすごく気になり
”絶対いける!責任はとる!”
(といっても責任取るなんて返品作業するだけですが^^;)
 
本は好きだったけれど
当たり前のベストセラーは読まない私です。
ただの勘でした。
 
作家さん自体の力があったのも幸いして
(第101回、第106回直木賞候補)
担当する書籍の中でも週間ランク上位に入る売れ行きを
長い間保っていました。
 
書店を離れてもう数年経っていますが
この本には思いいれも強かったです。
 
そして・・・ちょっと衝撃でした。
 
どうやら、この作家さん失踪してしまったらしい・・・
息子さんがアメブロで捜索を呼びかけるブログを解説してらっしゃいました。
父、多島斗志之を探しています。
現在、活動自粛中のようです) 
少しだけ読みすすめましたが
どうして・・・と言葉に詰まってしまいました。
 
どこかにいらっしゃるなら
ご家族だけにでも連絡をとり無事を知らせてほしい
そう心から思います。