りかるどの憂鬱

ただの雑記的メモ

祖母の形見

もう18年くらい前だろうか
祖母が亡くなった際、形見として数珠を頂いた。
 
今のところ、使う予定が幸いにもなく
箪笥の引き出しに仕舞ってあった。
 
今日は、母にそれを渡してきた。
 
なにこれ?とかいいながら見たよ・・・
あなたが私に渡したんじゃないw
 
祖母の形見は全て流されて何もない
家族や親戚などから写真は頂くことができると言っていたが
他に母は何も持っていない。
 
以前、私が地元に帰ったとき
私は母のお墓を死ぬまで守ると言っていた母だが
それも今は出来る可能性はない。
母には、自分の母のものが何も無いのだ。
 
なので、数珠なら何かしらのとき母の役に立つだろうし
祖母の形見が現物として手元にあると気持ちも違うかもしれない
言い方が悪いかもしれないが
その数珠は、巡りめぐってまた私の手元に戻るだろう
 
これでよかったのだ。