声を聴かせて

「俺は、お前以外の女じゃダメなんだ」
遠距離恋愛の王様は
私の「浮気してもイイよ」という言葉にこう反応した。
　
「俺はもてるんだぜ！知らないのか？」
そう自慢する王様に一言
「女に？男に？」
男８：２女…その割合ってどうよｗｗ　
　
「でも、女の子にもてるんだぜ！」
(^・ェ・^)(^．_．^)(^・ェ・^)(^．_．^)ウンウン知ってる
子供に懐かれるんだよね。
王様、子供大好きだもんね。
「男の子がいい？女の子がいい？」
よくある会話
「俺は絶対女の子！パパと結婚するって言ってもらうんだ！」
あは(o￣▽￣o)かわいぃ王様
「私は男の子！マザコンに育てるんだよ！」
他愛のない言い合い
　
こんな時間が永遠に続くといいのにね…
　
でも、本の一瞬の間をおいて王様が一言
「なんか、できない夢を話してる…」　
　
体重減少…
以前の筋肉質の身体がどんどん痩せていく
王様は、これからどうなっていくんだろう？
　
「俺が居なくなった後このことは　全部頼んであるから…」
　
なんでそんなことを言うんだろう
分かってはいるけど、ちょっときついよ
　
たくさんの話をした
　
「俺は何を教えてきた？独りでも生きていけるようにいろんなコトを教えただろ？」
　
確かに王様は色んなことを教えてくれた
だけど、王様なしで生きていくのは大変なことだ
　
「一緒にいく…」
そう言う私に、何度もダメという王様
　
何度でも食い下がる私
「じゃぁ、一緒に逝くか？」
「うん、ずっと一緒だよ」
　
王様は、私の気を静めるために嘘をついた。
一番優しくて、一番残酷な嘘を…